相続する権利があるかは遺言状次第

自宅に暮らしている人は当然ながら誰でも自宅を相続する権利があると思っているはずです。
しかし、なかには自宅を相続する権利がないという人もいるようです。
自宅を相続する権利があるかどうかは、すべて遺言状にかかっています。

そして、家族との血のつながりがあるかどうかも大きなポイントになります。
たとえば、嫁と姑での問題を考えた場合、夫が亡くなって自宅で義母と暮らしていた妻。
妻は義母を常に介護しながら必死に生活してきました。

ところが義母が突然亡くなってしまいます。
これによって自宅の相続におけるトラブルに発展していきます。
普通に考えれば、妻は義母が残した財産を相続できると思いますよね?

しかし、妻は血縁関係にないため、自宅を相続する権利というものが与えられません。
そんな非常識な話があっていいのか・・・確かにそう思ってしまいますよね。
ここ日本では血縁関係というものが大きなウエイトを占めているため、法律的に言うと妻は他人となってしまいます。

■急に家を追い出されてしまう可能性もある

法定相続に従う場合、遺産はすべて義母の実子に分配されることになります。
そのため、妻は相続することができない状態になります。
さらに今住んでいる自宅を追い出されてしまう可能性もあります。

もともと、自宅は家族の財産ということになるため、他人は蚊帳の外というわけです。
こればかりはちょっとおかしな話じゃないかなと感じます。
しかし、国の法律で決まっている以上、仕方のないことです。

このケースでは、義母が亡くなった場合、子どもが1/2ずつ財産を分けることになります。
さらに自宅も財産になるので、義母の子どもに「家を出て行け」と言われた場合、それに従う他ありません。
ただし、これはあくまで妻が自宅を相続する権利がなかった場合のお話です。

実は妻が自宅を相続できる方法はあります。
それは義母と養子縁組をしておくことと、義母に遺書を書いてもらうことでした。
これらの条件があれば、法定相続分を受け取る権利が与えられたわけです。

自宅の相続問題はちょっとした知識があるだけで回避することができます。
やっぱり重たい問題に直面したときにすんなりと対応できる知識を身につけておくべきですね。

  ※要注意:遺言がさらなるトラブルを招くことも

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