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住む土地の災害リスクを知る

地震なんていつどこで起こるのかわからないし、そんな先のことを心配しても始まらないよ、それこそ日本のどこにも住めなくなっちゃうよ、なんていう人もいます。確かに100%安全な土地はどこにもないでしょう。でもだからこそ、身の回りに起こりそうな災害リスクを知り、それに備えることは重要です。

正しく把握していますか?引越し先の危険

これから住むことになる土地はどんなところですか?土地を購入したり、そこに家を建てたりするのでもなければ、そこまで深く考えない人も多いようです。

いつ起こってもおかしくない地震に対しては耐震グッズなどで備える人もいます。しかし、台風や水害などの予測しやすい災害に対しても備えることも重要です。土石流や地すべり、川の氾濫による浸水などの二次災害にも気をつけなければなりません。

その土地を調べればある程度の予測をして事前に対策することもできます。引越し先の危険性について、いま一度見直してみませんか?

物件を選ぶ際に無視できない災害リスク

賃貸物件情報を見ていると「このキッチン使いやすそう」、「部屋は狭いけど収納が充実している」なんて間取り図や写真にばかり目を奪われてしまいますよね。賃貸情報サイトなどでは、家賃、面積、築年数などで並び替えたり絞り込んだりでき、設備や周辺スーパーの距離などの文字情報も詳細に載っています。

しかし、自然災害や犯罪発生率などの安全面に関しての記載は見たことがありません。実際に自分が住む際には、その辺の地域事情や災害リスクも見逃せません。住するわけではないので、と軽視する人もいますが、安全な場所を探してそこに住もうというのではなく、事前に災害リスクを知っていれば、心構えも対策もできるということを言いたいのです。

たとえば、過去の大雨で近くの川が氾濫して浸水被害がある地区なら、同じアパートの1階と2階なら、2階を借りた方が安心できるということです。1階の方が家賃が安いからそこでいいというなら、高価な家具は買わず、電化製品は高い位置に置いたり、雨が続いたりゲリラ豪雨などがあれば、気をつけようという気にもなりますよね。

引越し先の災害リスクを調べる方法がある

住む家に直接の被害はなくても、近所に大雨のときに冠水しやすい道路があれば陸の孤島となるかもしれません。賃貸情報サイトを見て周辺の一般的な地図を調べただけでは、そこまではわかりません。

しかし、そのような浸水や土砂崩れの心配のある地域や、活断層がどこを通っているか、冠水する危険性のある道路などの情報を、インターネットで全国規模で調べる方法があります。何も知らないまま部屋を借りるよりは、事前にある程度の情報を知っていた方が、家具を入れる前に耐震対策ができ、防災グッズや非常袋も適したものを揃えられるのではないでしょうか。

身の回りに潜む危険を簡単に調べる方法

国土交通省が平成19年4月より公開運用しているハザードマップポータルサイトがあります。全国の各自治体が作成したハザードマップを一元化し、浸水危険地域や高潮や津波、洪水や火山などの危険が及ぶ範囲を、自分の見たいように詳しく設定して閲覧できます。

土地を購入したり賃貸物件を借りるときに利用するだけでなく、旅行する場所の防災を考えることもできるのでとても便利です。

参考サイト:国土交通省ハザードマップポータルサイト

国土交通省ハザードマップポータルサイト

まずは、住所検索で、知りたい地名を入れてみましょう。大まかに見たいなら都道府県名や市名だけでも、詳しく町名と番地を入れても検索できます。

範囲が広いところではいくつかの主な施設の代表点が表示されます。洪水、土砂災害、大規模盛土造成地、治水地形、明治期の低湿地などが縦に並びます。その下の青文字の「わがまちハザードマップ」か、「災害リスクを地図で見る」をクリックします。

ただし、指定した自治体がインターネットでハザードマップを公開していないところは、サーバーエラーとなり「404-ファイルまたはディレクトリが見つかりません。」と表示されてしまいます。そんなときは、いったん戻るボタンをクリックし、「災害リスクを地図で見る」をクリックしましょう。必要に応じて画面右下の+で拡大してください。

左上にあるボックスで防災情報の「利用場面を選択」をクリックすると、水害関係、土砂災害関係、地震関係などの各種ハザード情報が地図上に色分けで表示されます。下に書いてある地名が読み取れないと思ったら、透過率を調整することができます。

また、利用場面を選択のボックスの下の、災害時に役立つ情報、防災に役立つ地理情報なども必ず確認してみてください。道路冠水想定箇所や事前通行規制区間、緊急輸送道路などを見ることにより、どこが幹線道路として各地区を結ぶ主要な道路になっているのかがわかります。

一つだけではなく、各種の災害を重ねて表示することもでき、余分なものを削除したり非表示にすることもできます。

どこをクリックしても何も反応がなければ、画面上に現れる範囲には災害リスクがないということになります。もう少し地図を縮小して範囲を広げてみると、他の地域の色が変わっているのを確認できるでしょう。

地図上の一点をクリックして、右上のリスクをまとめて調べるをクリックすれば、ピンポイントでその場所で起こりうる災害リスクをまとめて見ることもできます。その右の地図機能で、地図上に文字を入れたり作図したりすることもできます。

このように、かなり高機能で詳細な情報が盛り込んであるため、最初はとまどうかもしれませんが、あちこち触ってみるとその情報量の多さと正確さに驚くと思います。

平面の地図ではわかり得なかった、ただの空き地だと思っていた場所が、急傾斜地崩壊危険箇所だったということも、このハザードマップならわかります。高齢者入居施設などを選ぶ際にも、ぜひ参考にしてほしいですね。

警察の犯罪発生情報マップ

安全に暮らしたいと思うなら、自然災害の防災面だけではなく、日常的に起こりうる防犯面にも気をつける必要があるでしょう。各都道府県の警察では、犯罪情報マップをインターネットで公開しています。

各地区で情報量や精度には差がありますが、何も知らない土地に引越すときには大いに参考になります。女性の一人暮らしなら不審者情報や下着盗難などは気になるところでしょう。子どものいる家庭なら、子どもへの声かけ事案や交通事故の発生しやすい場所なども確認し、注意をしておきたいですね。

警視庁の交通事故発生マップは、高齢者の事故、子どもの事故、自転車の事故、事業用車の事故など種類別に見ることができるので、運転する側も、歩行者側もそれぞれの立場で気をつけようと思えます。

この道は子どもが路地から飛び出してきやすいとか、高齢者がゆっくりと道を横断しているかもしれない、と知っていれば、交通事故の発生率も少なくなるでしょう。

自然災害対策も大事ですが、空き巣や盗難などの身近な犯罪や発生しやすい事故などを知ることにより、心構えと防犯対策ができます。生活する上で予備知識があるとないとでは、かなり違うはずです。

また、最寄りの避難所や通勤通学のルート上に危険な箇所がないかなど調べておけばいざという時に慌てず落ち着いた行動ができることでしょう。

補助金がもらえるケースもある

景気が少々上向きになってきたといっても、まだまだ一般の家庭ではその実感を得ることはできていません。出費の多い生活の中で、その最たるものは家賃です。その家賃が補助してもらえたら、いくらか生活が楽になりそうですね。ここでは、自治体が取り組んでいる家賃補助についてまとめてみました。

いろいろある!自治体の補助金

自治体の補助金制度はいろいろありますが、中には最大180万円もの補助を受けられるような自治体もあります。単身世帯や学生でも受けられるようなものもあるので、これから入居先を決める人は、新居の場所を絞り込むための一つの指標にしましょう。

新宿区:民間賃貸住宅家賃助成

この制度は、公営住宅の民間委託バージョンのようなもので、区内の民間賃貸住宅に選ばれている賃貸を借りている世帯に助成金を出すことにより、ずっと新宿区に住んでもらおうという試みです。

対象には、学生や単身者と子育て世帯の2つの区分を設けてあります。年に1回だけ抽選に応募できる期間があるので、その間に申し込んで当選すると、その住宅に住んで助成を受ける権利を得られます。学生や単身者向けのもので月額10,000円を3年間、子育て世帯向けのもので月額30,000円を5年間まで受けることができます。

申し込みには細かい規定が設けられているので、事前に居住要件や世帯要件を満たしているかどうかをチェックしておきましょう。抽選に応募できる期間は2週間と限られているので、計画的に引越しを考える必要があります。

北海道三笠市:若者移住定住促進家賃助成事業

家賃の一部を、自治体内の登録店舗で利用できる「三笠共通商品券」で補助してもらえます。若者世帯は上限30,000円で60カ月、単身世帯なら上限20,000円で36カ月までです。

若者世帯が助成を受けられる期間は60カ月ですが、扶養する子供がいる場合や、助成を受けている期間中に子供ができた場合は、中学校を卒業する時まで期間が延長されます。

ただし、助成はどんな家賃でも満額の30,000円受けられるわけではなく、自治体の定めた計算で決められます。元の家賃から30,000円を引いて、残った金額分が支給額です。差額が30,000円を超えた場合は、30,000円が助成金額になります。

単身世帯の助成金額は、同じ計算方法で30,000円を20,000円に置き換えて考えたものです。36カ月の期間が終了する前に婚姻して若者世帯になれば、受給資格が60カ月に延び、子供ができた場合は子供の中学校卒業まで延びます。

自治体の補助金はこうやって調べる

自治体の提供している補助金を調べるためには、自治体のHPを確認するのが一番確実な方法です。しかし広い範囲で引越し先を検討している場合は、このやり方だと骨が折れてしまいます。それではどのような方法があるのでしょうか?いくつか紹介します。

一般社団法人移住・交流推進機構:ニッポン移住・交流ナビ

※参照サイトURL:https://www.iju-join.jp

こちらのHPでは、日本全国の自治体から情報を集めて、それぞれの地域で行っている支援制度を紹介しています。検索して探す場合は、「移住っていいことあるんだ!!知らないと損する全国自治体支援制度」と入力してみましょう。

「住まい」の中の「家を借りる」という項目から、家賃補助の情報を見ることができます。気になるものがあったら補助内容をクリックして、市町村のHPの該当部分に直接アクセスしましょう。

また、詳細な情報を調べたい場合は、ページ下部の「全国自治体の移住支援制度をもっと見る!」というところから地域を絞り込めます。エクセルファイルをダウンロードしたら、タブで都道府県を選んで一覧を確認しましょう。

さらに、「子育て」や「結婚」に関連する助成金についても、家賃補助に関係のある情報を見つけることができます。

「●●市」「家賃補助」もしくは「家賃助成」で検索する

上記のサイトでは、田舎暮らし推進をHPの制作目的にしているので、都心部の自治体の補助金制度はあまり載っていません。そのため、都心部への引越しを検討している場合は、自治体名とともに「家賃補助」もしくは「家賃助成」と入力し、and検索で補助金制度を探すようにしましょう。

この他、経済的にひっ迫している人向けには、「生活に困った時に」や「経済的に困窮している方へ」などのタイトルで、活用できる制度を紹介している自治体もあります。

「家賃補助」と検索して目的の助成金制度が出てこなくても、他に利用できる制度に出会えるかもしれません。少しでも出費を抑えたい場合は、すぐに諦めずに言葉を変えて調べてみることが大切です。

自治体の制度の中には、細かい条件をクリアしたり抽選を受けたりしないと補助金が受けられないものなど、様々あります。引越しが決まったら、早い段階で候補地の補助金を調べて、賢い引越し計画を練りましょう。

居心地の良いトイレを目指して

トイレは家族にとって、最もリラックスできる場の一つですよね。
やっぱり居心地が悪いトイレは、健康のためにも良くないと思います。

そこで、トイレをリフォームして、家族にとって快適な場にするというのは、一つのアイディアだと思います。
トイレなら、狭いですから、リフォームしてもそれほど費用はかかりませんしね。

そこでこのサイトでは、「トイレをリフォームするコツ」について、紹介したいと思います。
これを参考にして、トイレを自分のお気に入りの空間にしてもらたらうれしいです。

■トイレリフォームの参考事例

◎便器をタンクレスにしてトイレを広く使う

トイレの手洗い器は、普通便器後方のタンクの上に付いていると思います。
でもこのタンクの上の手洗い器、あまり使いやすいとはいえないですよね。

まず用を足したあと、一旦後ろを向かないといけませんし、手を洗う時も、手を伸ばさないといけません。
それにタンクが小さいため手洗い器が狭く、すぐに水が飛び散りますよね。

これを解決するには、トイレを「タンクレスにする」という手があるんです。
タンクレスにすると便器がコンパクトになりますから、その分トイレを広く使えるようになるんですね。

トイレの壁面に独立した手洗い器を取り付ければ、手も洗いやすくなります。
また手洗い器だけでなく、一緒に鏡やカウンター、収納スペースも取り付ければ、トイレがより便利に使えるようになりますね。

◎トイレで音楽を聞こう!

今は音楽プレーヤーが発達していますから、何をするにも音楽を聞きながらするという人も、少なくないのではないかと思います。
そういう人なら、「トイレで音楽を楽しみたい」と思うこともあるのではないでしょうか。

それが今は、できるんですね。
音楽プレーヤーを持ち込まなくても、トイレの中で音楽が聞けるシステムです。

これはSDカードを差し込むようになっていて、トイレに入ると自動的に音楽が再生されます。
SDカードには、好きな音楽をダウンロードできるようになっていますから、これならトイレでも、音楽が楽しめるということなんですね。

またこれは、お子さんのトイレトレーニングにも役に立つと思います。
トイレでお子さんの好きな音楽がかかるようになっていれば、お子さんも進んでトイレに行きたくなるのではないでしょうか。

■トイレをコーディネート

「トイレの色」というと、普通は「白」を思うかべますよね。
便器はほとんどが白ですし、壁なども白にしているトイレが多いのではないかと思います。

でもトイレに色を付けると、また全くちがった感じになるんですね。
インテリアとして、洒落た感じになるわけです。

とたえば「明るい感じにしたい」とか、「落ち着いた色がいい」とか、自由にコーディネートを楽しめることになります。
トイレのインテリアをイメージ通りにコーディネートするのは、またいいものですよ。

■色による雰囲気のちがい

インテリアは色によって、様々な雰囲気を持つことになります。
参考までに、いくつか例をあげてみますね。

◎華やかな空間にしたい場合・・・オススメカラー→「ピンク」

「華やかな雰囲気」といえば、やはりピンクです。
ピンクは人間に安らぎやリラックスを与え、「幸せな色は?」という質問に「ピンク」と答える人が多いそうです。

◎楽しい空間にしたい場合・・・オススメカラー→「黄色」

黄色は人をワクワクさせ、希望をもたせると言われています。
何より黄色は、「光の色」なわけですね。

◎くつろげる空間にしたい場合・・・オススメカラー→「ベージュ」

ベージュは「土の色」です。
自然の、暖かな印象があり、また健康と家庭運をアップさせる効果もあるそうです。

◎上質な空間にしたい場合・・・オススメカラー→「ブラウン」

ブラウンは、安心や安定のイメージがあります。
「大地」を連想させる色で、恐怖心やストレスを解消してくれるんだそうですよ。

◎清潔な感じにしたい場合・・・オススメカラー→「ホワイト」

ホワイトは、「汚れがないもの」をイメージさせる色だそうです。
「白紙の状態」ともいうように、「様々な可能性」を秘めているとも言えるんですね。

新しい二世帯住宅のあり方とは

二世帯住宅のプランを考える上で、
「夕食を一緒にするかどうか」
は全体を大きく左右します。
夕食を別にするなら「ダブルキッチン」、夕食を一緒にするなら「サブキッチン」というのが、プランのポイントになると思います。

■「夕食独立」の場合のプラン

まず夕食を別々に取る場合のプランを考えてみたいと思います。
子世帯は育児期であることを想定します。

夕食を別々に取りますから、それぞれの世帯は基本的に独立して生活することになります。
ですからプランも、それぞれの世帯をできるかぎり、はっきりと分けるようなものである必要があります。

ただここで考慮しなければならないのは、「育児」です。
親世帯が子世帯の育児に協力することは、子世帯にとっても必要となってくるわけですね。

そこでプランは、基本は独立でありながら、孫が子世帯と親世帯を行き来できるようなものである必要があります。
また親世帯が、子世帯に子育てを手伝いに行くようなことも、想定する必要があるわけです。

◎玄関

玄関は、それぞれの世帯に独立に設けます。
これにより、子世帯が帰宅が遅くなっても、親世帯の邪魔をせずに済むことになります。

◎内部行き来ゾーンを設ける

家の内部で、親世帯と子世帯が行き来できるゾーンを設けることがポイントになります。

◎リビング・ダイニング、キッチン

リビングとダイニング、キッチンは、親世帯と子世帯で別々に設けます。
それによってそれぞれが自分の生活リズムを保ち、独立して食事を楽しむことができます。

◎寝室・水回り

寝室と浴室、洗面室なども、別々とします。

■「夕食は一緒」の場合のプラン

夕食を一緒にする場合の多くは、親夫婦のどちらかがなくなり、片親になっている場合だと思います。
またこの場合には子世帯の子供も成人し、独立していく時期であると考えられます。

このような場合では、
「食事は一緒に取るけれど、その他の家事は別に行う」
という生活スタイルになると思います。
それでそれに合わせた住宅プランが必要になります。

また親世帯が高齢になるため、介護サービスなども必要となってくるかもしれません。
ですからそれを受けやすい工夫も必要になります。

◎親世帯にサブキッチンを設ける

このプランでは、まず親世帯にサブキッチンを設けるようにします。
ふだんは子世帯と一緒に食事するけれど、朝食は別に取るなどの場合、サブキッチンは必要です。

◎親世帯に勝手口を設ける

玄関は一つとしますが、親世帯に勝手口を設けます。
これによって親世帯が独立して家事を行う場合にも便利ですし、介護サービスも受けやすくなります。

◎寝室は同じフロアで

親世帯と子世帯の寝室は、同じフロアに設けるようにします。
それによって、親世帯の様子を子世帯が分かるようにします。

■独立性を優先するなら

二世帯住宅は、現在ではより独立性を高めたものも提案されています。
それは、二世帯をそれぞれ独立した2棟の建物に収容することです。

■二世帯を2棟に住まわせる

二世帯住宅は、同居とはまったく異なり、親世帯と子世帯がそれぞれ独立した生活を送ることを前提としています。
ですから様々なパターンはありながらも、キッチンやリビング、ダイニングなど、生活の主要スペースは全て独立に取られるのが基本です。

ただそれぞれが独立であると言っても、世帯によっては、「一つ屋根の下」に住むのが気詰まりだということもあるかもしれません。
親子だと、何やかにやと難しい問題が発生してしまいがちです。

そこで最近では、二世帯住宅の独立性をより高めたプランも提案されています。
それは、同じ敷地内に2棟の建物を建て、親世帯と子世帯が異なった建物で生活するものです。

もちろん2棟はまったく無関係ということではなく、建物のデザインは統一性がもたれています。
また中庭を設けることにより、両世帯が交流することもできるようになっています。

■中庭を交流スペースとして配置

建物は2棟ですが、それぞれL字型のプランとなっています。
そしてL字が開いた所に中庭を配置し、2棟が中庭を囲むようになっています。

この中庭により、親世帯と子世帯は、ふだんは別々に生活しながらも、お互いの気配を感じ、無事を書く飲することができます。
また孫が中庭で遊ぶことにより、親世帯と子世帯が交流することもできるようになっています。

さらに2棟の建物は、中庭に面するところにはリビングとダイニングが配置されるようになっています。
ですから中庭は、いわば「渡り廊下」のような役割を果たし、お互いが行き来できる橋渡しをするようにもなっているというわけです。

「親はスープが冷めない距離に」とよく言いますが、このような中庭を通した生活は、丁度よい距離感をもたらしてくれるのではないでしょうか。

■プライバシーは守られる工夫が

二世帯住宅には落とし穴もあります。
両世帯のプライバシーは、きちんと守られる事が重要です。
そこでこの2棟の建物は、プライバシー空間の窓は全て、互いに向かい合わないよう、ずれて配置されるようになています。
お互いの独立性を高めることが、ストレスを減らしてくれるということなんですね。

また両方の棟には、中庭だけでなく、それぞれのプライベートな庭も確保されています。
それぞれの世帯が気兼ねなくくつろげる空間も、もう一方で必要だということなんですね。

注目されつつある古民家ライフ

古民家は、様々なアイディアに富んでいます。
現代日本の住宅にも活かすことができるアイディアがたくさんあります。
それを学ぶことは、現代の住宅を作る上でも、大いに役に立つことになります。

■「松阪商人の館」はアイディアの宝庫

特に「松阪商人の館」と呼ばれる古民家は、アイディアの宝庫です。
三重県松坂市にあり、豪商小津清左衛門の邸宅です。

17世紀から18世紀にかけて作られたと言われています。
広大な敷地に木造二階建ての母屋と内藏、前蔵、井戸屋形、厠棟などが建てられています。

この松阪商人の館は、現在では小津家の資料館として一般公開されています。
当時の給金などについての書付などもあり、江戸時代の暮らしを知るには格好の資料がたくさんあります。

豪商の邸宅ですから、まず情緒があるのはもちろんです。
近隣には三井財閥の礎を築いた三井高利の生家もあり、歴史的価値がある地域です。

■松阪商人の館のアイディアとは?

さて松阪商人の館には、現代の住宅にも取り入れられることになっているアイディアがたくさんあります。
まずは階段下の「収納」です。

松阪商人の館では、階段が引き出しと引き戸の付いた収納になっています。
それによって、階段下のデッドスペースを活かすことになっているわけですね。

収納は十分な大きさがありますから、この階段がある部屋には、他に収納はありません。
大きなスペースの節約になっているというわけですね。

また松阪商人の館では、「天窓」も大きな特徴になっています。
天窓は台所にありますから、換気と採光の両方を目的としていたと考えられます。

天窓は、現代の住宅では流行ともなっている構造です。
しかしそれが、江戸時代からあったことは、改めて驚かされますね。

■古民家の工夫

古民家をよく見ていくと、現代の住宅には失われてしまった様々な工夫が見られます。
これを現代の住宅の取り入れることにより、もっと暮らしやすい住宅が出来るのではないでしょうか。

■通風についてのアイディア

日本は高温多湿の土地柄ですから、涼しく暮らすためには「通風」は大切でした。
ですから古民家には、通風についての工夫が随所に見られます。

たとえば庭に面した廊下の戸の上などには「ルーバー」が設置されてい明日。
スライドさせることで通風量を調整でいるようになっています。

このルーバーを開ければ、夏は風が通って涼しくなります。
また冬はこれを閉じておけば、暖かく暮らすことができます。

また床の間などにも、横に扉があり、隣の部屋とつながるようになっていることがあります。
扉は背が低く、人間が通れる高さはありません。
おそらくこれも、通風のためのものだったと考えられます。

日本家屋では、建物の中央にも部屋があります。
ここにもきちんと風を通すため、工夫がされているということなんですね。

木造家屋は、湿気が多いと腐りやすいという性質があります。
これを長持ちさせるためには、通風を確保することが非常に大切だったわけですね。

■格子も通風と採光を確保するための工夫

古民家の表通りに面した部屋には、「格子」が設置されていることが少なくありません。
これもプライバシーを確保しながら、通風と最高を確保するための工夫でした。

表通りに面した部屋は、外から見えないようになっていなければなりません。
しかし閉めきってしまっては、風も光も通りません。

そこで格子が登場するというわけです。
格子を利用することにより、外からのプライバシーと通風、採光を全て確保することができます。

さらに格子は、デザイン面でも優れているといえると思います。
現代の住宅にも採用したい工夫だといえるのではないでしょうか。

土地があるからできる楽しみ方

庭は、あっても意外に活用されないことが多いのではにでしょうか。
物干し場と子供の遊び場くらいにしか使われていないことも多いと思います。

最近では家庭菜園やガーデニングも人気です。
確かに庭の使い方として、これらはうってつけではあります。

ただ庭は、もう少しちがった活用方法もあります。
「くつろぎの場」としての利用です。

  • 読書や昼寝をする
  • 家族や知人とパーティーをする
  • 家族で食事をする

などのことが庭でできるようになると、世界ももっと広がりますね。

■庭をくつろぎの場として活用するためのおすすめグッズ

庭を活用するためにオススメのグッズとして、まず上げられるのは、
「ウッドデッキ」
です。
ウッドデッキは庭に張り出した木製のデッキで、リビングやダイニングとデッキをつなげれば、室内空間の延長となります。

最近のウッドデッキは、バリエーションが豊富になっています。
天然素材も人工木材もありますから、庭の広さや形にあわせ、設置することができます。

次にオススメなのは、
「屋根付きテラス」
です。
屋根付きテラスは、雨も日でも庭を利用することができます。

洗濯物を干すこともできますし、自転車を濡れずに置くことも可能です。

また
「ガーデンルーム」
もオススメです。
夏はオープンデッキになりますし、冬はサンルームになります。
夏は涼しく、冬は暖かく、観葉植物を育てたり、くつろぎの場として活用したりすることができるようになりますね。

またその他に、「ガーデンライト」や「ガーデンテーブル&チェア」などもオススメです。

■サービスヤードを上手に活用する

サービスヤードの使い勝手がいいことは大切です。
使い勝手が悪いと、

  • 収集日までゴミを置いておく場所がない
  • 泥付き野菜を収納する場所がない
  • プランターや園芸グッズを置く場所がない
  • 車の予備タイヤを置く場所がない
  • 三輪車が出しっぱなしになる

などのことが起きがちです。

■サービスヤードは実は便利に使える場所

サービスヤードは、ゴミの一時収納や屋外用品の収納、洗濯、物干しのための場所などのために使われる屋外スペースです。
勝手口やキッチンなどの近くに設けられることが多いと思います。

でもこのサービスヤードが、ただ雑然としてしまっていると、当然使い勝手は良くありません。
家を設計する時点で、サービスヤードのプランニングもきちんとすると、家事の効率もアップすると思います。

■動線を考えてスペースを確保しよう

サービスヤードをプランニングするには、まず動線をきちんと考えることが重要です。
門やカーポートから、勝手口やキッチンまでの動線を、きちんと配慮するようにしましょう。

またもちろん、裏方スペースですから、周囲から直接見えないよう、配慮することも必要です。
樹木を植えたり、パーテーションを設けることもオススメです。

またサービスヤードに何を置くかも、あらかじめ考えておきましょう。
園芸や日曜大工をするのなら、それなりのスペースがなければなりません。
また洗濯物を干すなら、日当たりや風通しも必要となってきます。

新築好きの日本人とリノベーション

日本人は、新築好きで知られています。
日本人のなんと80%は、初めて購入する住宅で新築を選んでいます。

でもマンションについては、これから新築は減り、中古マンションのストックが増えていくことは確実です。
リノベーションが今注目されているのは、そのような事情にもよるわけなんですね。

■日本人は新築好き

日本人は新築好きで知られています。
日本人の80%が、初めての住宅購入で新築住宅を選んでいます。

アンケート結果によるとその理由は、
「他人が使ったバスタブはキッチンは気持ちが悪い」
「見た目が汚い」
などの、「気持ちが悪い」という気分的な問題が、まず大きな割合を占めています。

また中古マンションの性能に対する不安もあるようです。
耐震性などについて、本当に大丈夫なのか、不安であるというわけです。

ただこれも、耐震性に本当に問題があるのか、実際に調べている人は少数派です。
「実際に耐震性が劣るから」ではなく、「劣るのではないかと不安だから」、新築マンションを選ぶというわけなんですね。

■リノベーションは今後大きく伸びていく可能性アリ

さて新築好きの日本人ではありますが、現在住宅の建築は、ほぼ飽和していると考えられています。
新築の物件がこれからたくさん建つことは考えにくく、逆に中古の物件が、ストックされていくことになります。

耐震性についても、1981年の新耐震基準以降に建築されていれば、ほぼ問題無いと考えることができます。
そのような状況の中、リノベーションは、これから多く伸びていく可能性があります。

これまで「中古マンションに住む」ということの意味は、基本的にはそのマンションにそのまま住むことを意味したと思います。
ただリノベーションは、内部を全く改修してしまうわけですから、前の人が使った「汚さ」などは、完全に一掃されてしまいます。

そう考えると、日本人がこれまで持っていた、中古マンションに対する問題点はなくなってしまうとも言えるわけです。

リノベーションは、これからますます盛んになっていくのではないでしょうか。

■リノベーションをするなら

住宅の購入には資金計画が大事であることは言うまでもありません。
これはリノベーションをする場合にも、同じように言えることです。

さらにリノベーションをする場合には、独自の様々な性質があります。
これらをよく理解して、綿密に資金計画を立てる必要があります。

■まずは総予算を考えよう

これはリノベーションを行う場合にも、普通に物件を購入する場合にも同じように言えることですが、まずは「総予算」を知る必要があります。
自己資金と融資限度額を確認することは大切ですね。

ただ融資限度額一杯にローンを借りてしまうと、返済が大変になる場合があると思います。
ですから自分が毎月いくらを返済できるか考え、そこからす予算を決めていくことも大切です。

■費用をどのように振り分けるか

さて総予算が決まったら、それをどのように振り分けるかを考えなくてはいけません。
物件を購入すると、まず物件の費用がかかりますし、諸費用も自動的にかかってくることになります。

リノベーションを行う際には、この他にリノベーション費用がかかってくるというわけです。
ですからリノベーションを行う場合には、この予算の振り分けを慎重に行う必要が出てきます。

リノベーションの費用は、「どの程度やるか」によって、費用が大きく変わってきます。
たとえば中古マンションの古い内装や設備をすべて取り払い、全く新しくしようと思ったら、1千万円くらいがかかってくると思います。

ですから物件購入の段階から、きちんとリノベーションの専門家に相談し、費用の振り分けを間違えないようにしないといけないわけですね。

マンションを購入すると、ローンの返済以外に管理費や修繕積立金などの共益費がかかってくることになります。
これもバカにならない支払いとなりますので、資金計画にはこのことも、きちんと織り込んで考えるようにしましょう。

二世帯住宅には落とし穴も

近年では大都市圏では地価の高騰が目立ちます。
一般サラリーマンが大都市圏で住宅を購入するのは難しくなりつつあると思います。

そこで住宅資金を親から借り入れたり、さらに親と共有、二世帯同居をする例も増えています。

ただこれは、事前によく考えないと、トラブルになりやすいので注意が必要です。

■相続の時のことを考えないといけない

たとえば兄弟が何人かいるとします。
そのうち一人が、親と住宅を共有し2世帯同居する場合を考えます。

親が健在のうちは、孫も含めて3世帯が、楽しく暮らせることになるでしょう。
ただ親が亡くなった時、問題が起こることがあります。

法定相続どおりに相続を行えば、親の持ち分は兄弟が分配することになります。
一人が住んでいたにもかかわらず、多くの兄弟の共有になってしまうというわけです。

ですから相続争いになってしまうと、住んでいた家を明け渡さなければならないことも考えられます。
これは何としても、避けたい事態です。

■財産の全体をきちんと把握しておく必要

トラブルを避けるためには、親の財産の全体を、きちんと把握する必要があります。
他の兄弟への分配を考えて、親から出資してもらう額を決めないといけません。

他の兄弟に分配しても、家は自分に分配されるよう、事前に調整しておく必要があります。

ただこれも、難しいのは事実です。
遺産相続は、時価で行うのが基本です。
ですから例えば、家が値上がりしてしまった場合、計画が狂う可能性があります。

ですから事前にきちんと兄弟が話し合っておく必要があるでしょう。
兄弟がお互い、理解し合い、譲り合うことが大切です。

■二世帯住宅に住むなら

住宅の設計には資金から購入時期、構造、インテリアなど、様々なことを検討しなければなりません。
しかし二世帯住宅の場合には、とりわけ「間取り」が重要になってくるのではないでしょうか。

家は一度建ててしまうと、そう簡単に変更することはできないものです。
親世帯と子世帯の両方が、どちらもできる限り満足できるような間取りを、時間をかけて、考えて行きたいものですね。

■距離感に応じた間取りを考える必要がある

二世帯住宅では、親世帯と子世帯の距離感に応じた間取りを考えることが大切です。
間取りを考えるにあたっては、どうしても敷地の制約など、物理的な側面から考えがちなのですが、距離感を考慮しないで二世帯住宅の間取りを考えてしまうと、どうしても不満が残ることになりがちです。

たとえば親世帯と子世帯の距離が近く、「和気あいあい」とした交流を望むのならば、共有スペースの多いプランがオススメとなります。
逆にそれぞれの世帯の独立性を重んじるのならば、分離度の高いプランがいいということになるでしょう。

さらに、「現在の距離感」だけでなく、「将来の距離」にも配慮することが必要になっています。
子世帯に子供ができれば、親世帯のサポートが必要になると思います。
また親世帯が高齢化すれば、子世帯がサポートしなければいけないかもしれません。

また子世帯が、息子夫婦なのか、娘夫婦なのかによっても、交流のスタイルは大きく変わってくることになると思います。

■最も一般的なのは「完全独立型内部通路あり」

二世帯住宅の中で最も一般的で、多くの場合に適するといえるプランは、
「完全独立型内部通路あり」
です。
これは親世帯と子世帯の様々な距離感に適応することができ、さらに将来における距離感の変化にも対応が可能です。

両世帯は1階と2階で、玄関やキッチン、ダイニング、リビング、バスルームなどをそれぞれ別々に持ち、基本的に独立した生活が営めるようになっています。
ここに内部通路が設置され、それがこのプランのポイントとなります。

内部通路は玄関ホールに設置されています。
この通路を通して両世帯が行き来できるようになっているため、お互いの世帯の距離感に応じた、適度な交流ができるようになっています。

法定相続分がトラブルになることも

国の法律に従え形になればトラブルは起きないと思っている人は多いようです。
しかし遺産相続で裁判になるケースも多いのです。
実際のところ法定相続分からもトラブルに発展する場合があります。
たとえば、お父さんが亡くなったとして、自宅の評価額が3000万円だったとしましょう。

さらにお父さんは現金600万円の貯金を残していたとします。
この場合、財産を受け取るのは当然のことながら「法定相続人」となります。
一般的な解釈でいえば、妻とその子供が財産を受け取ることができます。

これだったら普通に請求すれば問題がないと思ってしまうものです。
しかし、法律に定められている法定相続分にも関わらず、トラブルになってしまうことがあります。
それは法定相続分というものには決まりが存在しているからです。

その決まりとは、“配偶者は2分の1の財産を受け取り、子供は残った財産を2分の1ずつ受け取る権利”です。
これを理解しておかないと、兄弟間や親子関係に亀裂が入ってしまうことも・・・。
よく見られるケースなので十分に理解しておくことが大切になります。

■この場合、具体的にどういった分配になるか?

では、この場合法定相続分がどういった分配になるか見ていきましょう。
まず、配偶者は財産の2分の1をもらうことができるわけですから、
妻は1800万円分を相続する権利を与えられることになります。

そして、仮にこの家族に子供が2人いたとしたら、それぞれ900万円分相続することになります。
これは法律によって決められているものですし、権利なので仕方がないことです。
トラブルにならないためには、しっかりと法定相続分について家族が理解しているかどうかです。

理解がないためにトラブルに発展してしまうケースは多いので注意したいところ。
もっとも自然に自宅の相続になったら、それぞれがじっくり調べるのがいいですね。
ただし、遺産が少ない場合はまたトラブルが発生する可能性があります。

たとえば、遺産が500万円程度だとすると、法定相続分を子供に与えるのが非常に難しくなります。
いずれにしても現金化する必要があるので、自宅だけでなく土地を売却する必要性があります。
金額の問題でトラブルに発展するケースはむしろ多いと思います。

■相続対策として養子縁組をしたはずが後のトラブルに

相続問題が発生する件数は年々多くなっていることがわかっています。
特に夫婦関係のこじれによって、相続問題がややこしくなっているようです。
近年では離婚や再婚が増えているため、家族関係が不透明になっています。

より複雑化した夫婦関係になってしまえば、当然ですが相続はかんたんにはできません。
難しくなるばかりでなく、トラブルになりやすいだけです。
そこで多くの人が相続対策として「養子縁組」をするはずです。

確かに養子縁組をすることはとても大切なポイントだと思います。
しかし、養子縁組が後のトラブルにつながってしまうことも考えられます。
では、何が原因でトラブルになってしまうのでしょうか?

 

■しっかりと養子縁組がされているか?

養子縁組がしっかりとされているかどうかが重要なポイントです。
かんたんな口約束程度でははっきり言って難しいと思います。
「ああ、そんな話もあったね」で済まされたら、相続することはできません。

縁組がされているかどうかをしっかりとチェックしておくことはとても大切です。
ですので、養子縁組は生きているうちに他の相続人に了承してもらうことが最低条件にあるはずです。
いずれにしても、慎重な配慮を持って進めないと後に困ると思います。

心から確信が持てる状態にしておくことが大切です。
不明な点があったらチェックする習慣をつけたほうがいいかもしれません。

 

相続する権利があるかは遺言状次第

自宅に暮らしている人は当然ながら誰でも自宅を相続する権利があると思っているはずです。
しかし、なかには自宅を相続する権利がないという人もいるようです。
自宅を相続する権利があるかどうかは、すべて遺言状にかかっています。

そして、家族との血のつながりがあるかどうかも大きなポイントになります。
たとえば、嫁と姑での問題を考えた場合、夫が亡くなって自宅で義母と暮らしていた妻。
妻は義母を常に介護しながら必死に生活してきました。

ところが義母が突然亡くなってしまいます。
これによって自宅の相続におけるトラブルに発展していきます。
普通に考えれば、妻は義母が残した財産を相続できると思いますよね?

しかし、妻は血縁関係にないため、自宅を相続する権利というものが与えられません。
そんな非常識な話があっていいのか・・・確かにそう思ってしまいますよね。
ここ日本では血縁関係というものが大きなウエイトを占めているため、法律的に言うと妻は他人となってしまいます。

■急に家を追い出されてしまう可能性もある

法定相続に従う場合、遺産はすべて義母の実子に分配されることになります。
そのため、妻は相続することができない状態になります。
さらに今住んでいる自宅を追い出されてしまう可能性もあります。

もともと、自宅は家族の財産ということになるため、他人は蚊帳の外というわけです。
こればかりはちょっとおかしな話じゃないかなと感じます。
しかし、国の法律で決まっている以上、仕方のないことです。

このケースでは、義母が亡くなった場合、子どもが1/2ずつ財産を分けることになります。
さらに自宅も財産になるので、義母の子どもに「家を出て行け」と言われた場合、それに従う他ありません。
ただし、これはあくまで妻が自宅を相続する権利がなかった場合のお話です。

実は妻が自宅を相続できる方法はあります。
それは義母と養子縁組をしておくことと、義母に遺書を書いてもらうことでした。
これらの条件があれば、法定相続分を受け取る権利が与えられたわけです。

自宅の相続問題はちょっとした知識があるだけで回避することができます。
やっぱり重たい問題に直面したときにすんなりと対応できる知識を身につけておくべきですね。

  ※要注意:遺言がさらなるトラブルを招くことも